お知らせ
遠隔操作式下刈機(GLT-800R)の改造が完了
現在、市販されているラジコン草刈機は、刈高が2~10cm程度です。
昨年度に導入した GLT-800Rも同様で、根株や末木枝条が散乱する林地において使用した結 果、このまま下刈り作業に使用するには多くの問題があることが判明しました。
このため、メーカーと協力して傾斜地での使用に耐えるバランスを保ちながら刈高を20cmまで嵩上げする等の改造を行ってきましたが、ようやく改造が終わり生まれ変わって帰ってきました。
主な改造・改良は以下の通り。
① 刈高3~20cmを確保
② 刈払い刃が根株等障害物に激突し破損することを防止するバンパーを取り付け。
③ ラジコンの操作装置について、前後、左右の操作を1スティックから前後と左右の操作を分離して2本のスティックで行うよう改良し、操作性を改善。
④ リモコン送信機の防水性能を「準防水」とし、急な雨降りへの対応が可能となる。
⑤ 前後にカメラとLEDライトを装着し視認性を向上。
⑥ エンジン出力を27Psに向上させるとともに、刈刃の材質を強化。
⑦ クローラーの転輪を増設し、クローラーの外れを防止。等
今年、遠隔操作式下刈専用機として大きく生まれ変わった「GLT-800R」と「ロボエボ」による「造林・育林作業の機械化」への挑戦がはじまります。